中期中絶手術とは?
妊娠12週以降から22週未満に行う中絶手術です
中期中絶手術とは、妊娠12週以降から22週未満(妊娠21週6日)までに行う手術で、基本的に入院が必要になります。
お薬を使って人工的に陣痛を起こし、出産と同じような形で分娩する方法で、初期中絶手術と比べるとお体への負担が増すとされています。
また、手術後には各市町村への死亡届の提出、火葬・埋葬などの手続きが必要になります。
当クリニックでは中期中絶手術は行っておりませんので、信頼のおける施設をご紹介させていただきます。
中期中絶手術の流れ
01
事前検査
妊娠を確認するために尿検査を行います。
その後、血液検査でお体の状態を確認したり、エコー検査(超音波検査)で子宮外妊娠ではないかなどをチェックしたりします。
02
手術の前日
中期中絶手術では基本的に入院が必要になりますので、準備を整えて病院へ行くようにしてください。
未産婦(出産経験のない方)の方など、子宮口が開きにくい方は手術の前日などに頸管拡張(子宮の出口を拡げる前処置)が必要になります。
入院に際して準備するもの
手術の同意書、生理用ショーツ、ナプキン、洗面具、着替えなど。
03
手術
頸管拡張を行った後、お薬を使って人工的に陣痛を起こして胎児を娩出します。
04
退院
手術後、体力の回復を待ってから退院となります。
05
手術後の診察
手術後の診察は、お体や子宮内の状態を確認するためにも大切なものですので、必ず指示された時期・頻度で受診するようにしてください。
06
手術後の手続き
中絶手術を受けられた方は、手術後に各市町村への死亡届の提出、火葬・埋葬などの手続きが必要になります。