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適切なタイミングで、負担の少ない手術を

妊娠中絶手術を希望する場合は、母体の健康リスクを最小限に抑えるためにも、なるべく早い段階でクリニックへ相談することが重要です。
適切なタイミングで手術を行うことで、その後の負担も大きく変わります。
とはいえ、初めてのことでわからないことだらけの中、ゆっくり考える時間もなく、一人で思い悩んで行動に移せなくなってしまう方も少なくありません。
当院では、患者さん一人ひとりとしっかり向き合い、一緒に考え、納得のいく答えを出せるようサポートを行ってまいります。
お悩みやお困りごとは、どうぞお気軽にご相談にお越しください。
「初期中絶と中期中絶」とは?
中絶手術には、大きく分けて2つの種類があります。
一つ目は、妊娠12週未満に行える「初期中絶」、もう一つは妊娠12週以降に行う「中期中絶」です。
以下では、初期中絶と中期中絶の特徴について解説していきます。
初期中絶の特徴
初期中絶は、日帰りで手術を行えること、痛みが少ないことなどの特徴があります。
期間
初期中絶が可能な期間は、妊娠6週ごろから妊娠11週6日目までに限られます。
初期中絶の手術を受ける場合には、妊娠週数の判定が必要となります。
方法
初期中絶の手術には2つの方法があります。
当院では、安全性が高く患者さんの負担を軽減できる吸引法を採用しています。
入院の有無
初期中絶は日帰り手術のため、入院の必要はありません。
費用
クリニックや妊娠週数によっても異なりますが、一般的には10~15万円ほどに設定されていることが多いです。
痛み
手術の際には麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。
また、事前の処置においても痛みを感じる内容はありません。
所要時間
何も問題がない場合、5~10分程度で完了します。
手術後の届出
死産届の提出は不要です。
手術後のリスク
初期中絶手術のリスクとしては、手術後に子宮内感染を起こすことが挙げられます。
また、中絶手術を繰り返すと、着床障害の原因となる可能性があるため注意が必要です。
中期中絶の特徴
中期中絶は、初期中絶と比べて母体の負担が大きくなることが特徴です。
とはいえ、この期間を過ぎると中絶手術が行えなくなるため、少しでも早く相談することが大切です。
期間
中期中絶は、妊娠12週0日から21週6日目までの期間に行われる方法です。
方法
人工的に陣痛を起こし、出産と同じ形で胎児を身体の外に出す必要があります。
事前の準備では陣痛を起こすための処置が必要になるなど、母体の負担は大きなものとなってしまいます。
入院の有無
母体の状態にもよりますが、3~7日程度の入院が必要になります。
費用
医療機関によって異なりますが、一般的に50万円前後であることが多いです。
痛み
通常の出産と同じ方法になるため、陣痛から出産までの痛みは通常の分娩と変わりません。
所要時間
術前処置が必要になるため、全ての時間を合わせると1日以上かかることが一般的です。
届出
手術後は、胎児の死産届の提出が必要となります。
手術後のリスク
中期中絶手術後は、さまざまなリスクが考えられます。
術後は、子宮収縮による出血や腹痛、発熱などの症状が現れることがあり、また、感染症のリスクも高くなります。
そのほか、ごくまれに子宮頸管裂傷などの合併症が起こる可能性があります。
受診のタイミング
産婦人科を受診するタイミングとしては、妊娠検査薬を使用して陽性反応が出た場合や、生理予定日を1週間過ぎても生理が来ない場合などがあります。
妊娠検査薬で陽性反応がでた場合であっても、稀に妊娠していないケースもあるため、まずは産婦人科で尿検査を行い、妊娠の有無を確定させましょう。
中絶手術を検討している場合
さまざまな事情により、妊娠を継続することが難しい場合には、できる限り早めに中絶の準備を行うことが大切です。
上記でも解説しましたが、中絶手術は時間が経つほど負担の大きなものになります。
負担の少ない手術を受けられる間に対応することをおすすめします。
中絶手術が行える条件
以下は、中絶手術が可能となる条件となります。
- 妊娠4週目以降であり、陽性反応と妊娠反応が確認できている
- 赤ちゃんの袋をエコーで確認できており、子宮外妊娠などの問題がない
- 同意書等の必要書類が揃っている
妊娠かも、と思ったら早めの受診が重要です

妊娠している可能性がわかると、その後のことを考えて悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
しかし、今後の方針を決めてから受診しようと思うとなかなか先に進まず、負担の大きな処置が必要になってしまうかもしれません。
まずは妊娠しているかどうかの確認を行うためにも、クリニックで相談されてみることをおすすめします。
特に、予期せぬ妊娠で戸惑っているという方は、早めに行動することで、さまざまなサポートを受けられるようになります。
また、生理周期が不規則な方やつわりの症状が少ない方になると、妊娠に気づくのが遅くなっている可能性もあります。
より良い選択を行うためにも、とにかくまずは専門医に相談して、今後のことを一緒に考えていきましょう。