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妊娠したら起こる、身体の変化を知っておくこと

妊娠したら、女性の身体にはさまざまな変化が起こります。
初めての妊娠では、不安になることも多いかもしれません。
以下では、妊娠したら起こる身体の変化や気をつけたいポイントを解説していきます。
基本的な身体の変化
妊娠中は、体温や身体の変化など、いろいろな違和感を覚えることがあります。
基礎体温
妊娠すると、平熱よりも高い体温状態が続きます。
基礎体温を記録している方は体温の変化から妊娠に気づくこともあるでしょう。
また、微熱程度の体温が続くことで、普段から熱っぽさやだるさを感じるようになります。
月経
月経の予定日から1〜2週間経っても月経が始まらない場合は、妊娠している可能性が高いとされます。
乳房の変化
妊娠すると、乳房が張るためバストサイズにも変化が現れます。
また、乳首の痛みや乳輪の大きさが変わる、色が濃くなるといった変化もあります。
時期別の変化
以下では、妊娠期間ごとの身体の変化を解説していきます。
妊娠初期
妊娠初期とは、妊娠2~4ヵ月の時期を指します。
初期の段階では症状がでない方も多く、妊娠に気づく時期には個人差があります。
妊娠2ヵ月(4~7週)
- 生理予定日後をすぎても生理が始まらない
- 高温期が1週間以上継続し、熱っぽさを感じる
- 妊娠4週ごろからつわり症状が出るケースもある
妊娠3ヵ月(8~11週)
- つわりのピークとなり、多くの人が吐き気、眠気、においに敏感になるなどの不調を抱える
- 子宮の圧迫によって腸が動き、便秘になりやすくなる
- 膀胱が圧迫されて頻尿になるケースもある
妊娠4ヵ月(12~15週)
- つわりが徐々におさまってくる方もいる
- 基礎体温が下がって、熱っぽさやだるさが改善される
妊娠中期
妊娠中期は、妊娠5〜7ヵ月の時期を指します。
個人差はありますが、体調が一時的に落ち着いている方も多い時期です。
妊娠5ヵ月(16~19週)
- つわりが落ち着き、体調が安定してくる
- お腹のふくらみがわかるようになる
- 貧血になる方が増える
妊娠6ヵ月(20~23週)
- 体重の増加により、腰痛などの痛みを感じる
- 胎動を感じるようになる
妊娠7ヵ月(24~27週)
- 下半身の血流が滞るため、静脈瘤のリスクが高まる
- 妊娠高血圧症候群を発症する人が増える時期
- 皮膚が引っ張られ、妊娠線ができやすくなる
妊娠後期
臨月を含む妊娠8~10ヵ月は妊娠後期となります。
さまざまな体調トラブルに悩まされる時期になりますので、無理せず過ごすようにしましょう。
妊娠8ヵ月(28~31週)
- 血の巡りが悪くなりやすく、手足にむくみが出る
- 便秘や痔になりやすくなる
- 身体のバランスが変わり、腰痛や背中の痛みがひどくなる
妊娠9ヵ月(32~35週)
- 胃が押し上げられて、胃もたれが起こりやすくなる
- 動悸や息切れが起こりやすくなる
- 脚の付け根の痛み、脚がつるなどのトラブルが増える
妊娠10ヵ月(36~39週)
- おしるしや前駆陣痛など、出産の兆候が起こる
- 胃の圧迫感が減って胃が楽になる
- 子宮の位置が下がり、頻尿になりやすくなる
妊娠中に気をつけたいこと

妊娠中のトラブルは、一つひとつ対策をしながら乗り越えることが大切です。
無理をせず、辛い時にはクリニックで相談しながら過ごすようにしましょう。
つわり
つわりの症状は人によってさまざまですが、特に多い症状としては吐き気、匂いに敏感になる、眠気、頭痛などがあります。
つわりのピークは妊娠8~9週ごろとされていますが、それ以前に終わる方もいれば、出産まで続く方もいます。
つわりの対策
妊娠初期は、食べられるタイミングで食べるようにしましょう。
「これなら食べられる」というものを見つけることが大切です。
匂いの少ないもの、冷たい食べ物などは食べやすいかと思います。
胸の張り
胸の張りは、妊娠初期から自覚しやすい変化のひとつです。
出産直前には、妊娠前より2サイズほどアップすることもあります。
母乳育児を行いたい方は、乳腺マッサージなどを覚えておくと良いでしょう。
胸の張りの対策
窮屈な下着は避け、ゆったりとした下着を選ぶようにしましょう。
ワイヤーなどが入っていないマタニティ用の下着があると便利です。
おりものの増加
おりものは、子宮を外敵から守る重要なものです。
妊娠中は、エストロゲンというホルモンの分泌が増えるため、おりものも増えます。
量が増える分には問題ありませんが、きつい匂いがする場合や灰色、白色、黄緑など色がおかしい場合、血が混じっている場合などは、クリニックへ連絡しましょう。
おりものの対策
下着をこまめに替えたり、おりものシートを使ったりして清潔を保つことが重要です。
かゆみなどのトラブルがあった場合には産婦人科で相談することをおすすめします。
便秘
妊娠中は、プロゲステロンの分泌が増えることで、便秘になりやすい状態です。大きくなった子宮が腸を圧迫すると、より便の通りが悪くなってしまうので注意が必要です。
便秘対策
水分をよく取ること、適度な運動をすること、消化に良いものを食べることがポイントです。
それでも便通が改善しない場合は、病院で相談してみることをおすすめします。